TIPS
仕訳データに出力したい項目が選択肢にないときの対処法
作成:2021/5
BIZUTTO経費では、申請された内容を仕訳データファイルに出力できます。
出力するファイルのフォーマットを設定する際、出力したい項目が選択肢になくても、他の項目を条件に置き換えをすることで出力できる場合があります。
このTIPSでは「仕訳データファイルに借方勘定科目名を出力したいとき」を例に対処法を説明していきます。
仕訳データと仕訳設定について
仕訳設定とは、会計システムに連携する ”仕訳データ” に出力する項目やファイルの形式などを設定する画面です。
[BIZUTTO経費] > [各種設定] > [仕訳設定] > [仕訳設定] から行えます。
※BIZUTTO経費では仕訳データに出力する項目の選択肢を豊富にご用意しています。
・申請NO
・支払予定日
・借方勘定科目コード
・貸方勘定科目コード など
STEP1.仕訳変換パターンを設定する
まずは仕訳変換パターン(指定した項目の値を別の値に置き換えるルール)を設定します。
①メニューより、 [BIZUTTO経費] > [各種設定] > [仕訳設定] > [仕訳変換パターン] を開き、[新規設定へ] ボタンをクリックします。
②任意の「仕訳変換パターンCD」「仕訳変換パターン名」を入力し、 [追加] ボタンをクリックします。
③「変換条件1 (固定値を指定)」には置き換え元となる税区分コードを入力します。
「変換結果 (固定値を指定)」には税区分コードに対応する値を入力し、[確定] ボタンをクリックします。
④勘定科目名の数だけ③を繰り返し変換パターンを追加して、 [登録する] または [更新する] ボタンをクリックします。
指定した税区分コードを別の値に置き換えるルールの設定はこれで完了です。
STEP2.仕訳フォーマットを設定する
登録した仕訳変換パターンを仕訳設定に反映させます。
①メニューより、 [BIZUTTO経費] > [各種設定] > [仕訳設定] > [仕訳設定] を開き、
反映させたい仕訳設定の [編集] アイコンをクリックします。
②出力項目一覧の中から、変換後の税区分を出力したい項目の [編集] アイコンをクリックし、出力項目フォーマット画面を開きます。
③「変換パターン」には仕訳変換パターン設定で作成した変換パターン”消費税区分変換”を入力します。
「変換条件とする仕訳データ項目1」には”借方税区分コード”を入力します。
「変換できない場合の出力値設定」には”固定値を使用する”をそれぞれ選択して [確定] ボタンをクリックします。
[更新する] をクリックして、仕訳設定は完了です。
[BIZUTTO経費] > [会計仕訳管理] > [仕訳一覧] から仕訳データを出力し確認してみてください。